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パナマ文書をきっかけに注目を集めた、税金が著しく軽減されたもしくは免除された地域である「タックスヘイブン(租税回避地)」の存在は、それ以前から広く知られていた問題だ。国税時代には元リョウチョウでさまざまな税務調査に従事し、税理士になってからはアジア諸国への数十回の渡航でいくつもの租税回避案件を目にしてきた私からすれば、タックスヘイブンはたくさんある租税回避の手法の一つにすぎない。つまり「ワンオブゼム」である。
 しかし、パナマ文書の騒動を経て同時に気づかされたのは、国際化が著しい脱税の現在や最新の脱税手法を多くの人が知らないという事実だ。よくテレビのバラエティ番組などで見るような「床下の隠し金庫に現金を隠す」などという古典的な脱税手口など、もはや過去のものである。
 私はこの脱税を取りまくイメージのあまりの古さに、何よりも危機感を覚えた。税金は国家のインフラを支える大切な資金源である。にもかかわらず、日本人の多くが「バレない脱税」が存在することを知らない。ならば元国税局の人間として、リョウチョウ出身者として伝えるべきことがあるのではないだろうか。私が本書を執筆する動機はここにある。(本文より抜粋)

ぜひ、読み物としてお楽しみいただければ幸いです。

目次
序 章 なぜ人は脱税するのか?
第一章 税金から逃れる「庶民」たち
 1 なぜ水商売や飲食店に脱税が多いのか?──現金商売
 2 「坊主丸儲け」は本当か?──宗教法人
 3 うちの社長はなぜ脱税したのか?──中小企業
第二章 「富裕層」のバレない脱税
 1 なぜ小金持ちはずる賢いのか?──個人投資家
 2 金に糸目をつけないウルトラCでカネを逃がす──富裕層
 3 法の抜け穴を悪用する輩──ループホールvs.国税局
第三章 暗躍する「脱税支援ブローカー」たち
 1 脱税を堂々と支援する輩──B勘屋
 2 癒着で暗躍する悪いヤツら──国税OB税理士
 3 世界をまたにかけて脱税を支援する悪いヤツら──プロモーター
あとがき──脱税はなくならない

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