2015/10発行|月刊経理ウーマン「実録:国税局資料調査課」に寄稿致しました。
月刊経理ウーマンの「実録:国税局資料調査課」コーナーに寄稿致しました。
国税局資料調査課、通称「コメ」の巨悪脱税摘発の専門部隊の実態についての内容を解説しています。
国税局資料調査課とは巨悪脱税摘発とは
巨悪脱税事件を摘発する部署が国税局にあります。それが資料調査課(通称「コメ」)です。
国税OBである経験と知識から、巨悪脱税摘発についての詳細をまとめました。
コメント一部抜粋:「資料調査課は、脱税の確実な証拠がなくても調査に着手します。各種マスコミなどの蓄積データ、申告データから、これはクサいと思う案件を探し出して、無予告、つまり事前通告をせずにターゲットの会社や店舗などに踏み込むのです。加えて、能力やマンパワーの不足で税務署職員だけでは調査するのが困難な案件にも果敢に挑みます。資料調査課のターゲットの特徴として、大口・悪質・宗教・政治家・国際取引・富裕層といったキーワードが挙げられます。資料調査課は任意調査の最後の砦、いやマルサが手を出せない案件まで扱うことからいえば、税務調査の最後の砦ともいえるでしょう」