「国税最強の精鋭部隊「コメ」」2025/12/18
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ドラマの総監修を引き受けたのを機に、扶桑社さんから拙著「国税局資料調査課」をアップデートしないかとの打診を受けました。単なる「焼き直し」では申し訳ないので、アップデートしたうえでページ数を調整(減らしました)したものをパート1、脱税小説「カルト脱税」を再校正したものをパート2として新書で上梓する運びとなりました。約340ページ、新書のジャンルでは多い方かと思いますが、このような経緯がございました。
2016年新春ドラマ「おコメの女」は、拙著が企画の参考になっているとゼネラルプロデューサーからお伺いしております。縁あって、総監修として脚本家の皆さんをバックアップしながら制作の一員として参画しております。撮影現場にも足を運ぶなどして非日常を感じております。
ドラマの脚本は書き下ろしとなっており、この本とは内容が異なりますのでネタバレはしません。お手にとっていただけたら幸甚です。
(以下、扶桑社コメント)
松嶋菜々子主演ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(テレビ朝日系2026年1月8日スタート・毎週木曜夜9時~)
監修を務める元国税実査官が明かす!
マルサも手を出せない巨悪脱税を追う
国税局資料調査課「コメ」の実態!
脱税の痕跡を逃さず見抜き、巨悪を静かに追い詰める——。
国税局のなかでも少数精鋭とされる資料調査課、通称「コメ」。
強制捜査を行うマルサとは異なり、
任意調査だけで巨額脱税をあぶり出す、国税の“最後の砦”である。
本書では、その「コメ」に長年所属し、数多くの案件に携わってきた著者が、
これまで語られることのなかった脱税調査の裏側、現場で繰り広げられる攻防など、
「コメ」の真実を初めて明らかにする。
国税部内でも限られた人間しか知らない国税のリアルに迫る一冊。
・「コメ」の武器は圧倒的な情報収集力
・なぜ「コメ」は“マルサより怖い”のか
・調査官に不可欠な機動力と洞察力
・普通なら見落す「脱税のサイン」
・資料の“一行”から脱税を見抜く技術
・「コメ」はどう標的を絞り込むのか
・希望者が少ない「3K職場」の実態
◆宗教法人の脱税の裏側とカルトの実像を描くサスペンス小説「カルト脱税」も特別収録!
カリスマ教祖率いる宗教法人・終末教団の巨額脱税に、国税局資料調査課と元二世信者の実査官が挑む——。





